さまざまなことが重なってしまい、当初の参加申し込みが2名ッ!と、開催中止の危機。でもありがたいことに、その後3名の参加申し込みがあり開催に至りました。馬場ロアが始まって以来の最少人数による撮影会で赤字ですが、撮り易さは一番です。昨年と同様、土曜日の昼12時にホテル隣の「うしお」に集合し、まずはビールで乾杯して昼食。そして午後1時に、撮影会会場であるホテルTabist形原リゾート蒲郡にて撮影会スタート。モデルは初登場の津野ひろなさん。
ますは、いつものように中庭にて軽く手馴しの撮影。そして、ひろなさん持参の、DX撮影会らしいキュートな衣装はチャペルの茶色にも合います。超広角レンズTT Artisan10mmでスタイル良く写したのが下の写真。ゴーストが出てしまいましたが、あまり気にはなりません。その衣装で、駐車場で緑を背景にしたり、白い椅子を利用したり。天気も、週間予報通りの晴れです。この週間予報では日曜日は確度Cで雨と曇り。ヒヤヒヤしましたが、雨だけは何とか避けられそうです。
そして衣装を、これもひろなさん持参の淡いベージュの清楚なワンピースに着替え、ホテルから坂道を少し登った補陀ケ池(ほだがいけ)に。堤の上で撮影してから、今回は晴れていることから、ちょうど逆光になる堤の奥の方に進むと池が背景になります。すると、その池のエメラルドグリーンの美しいこと。このような色の背景は初めてです。寄って撮影したり、引いて高いところから撮影したり、さまざまな撮影ポジションから、このシチュエーションを満喫しました。
ホテルに戻り、客室のソファに赤い布を被せ、赤と黒の衣装に着替えたところを思い思いの位置から撮影。今回から室内照明にコンパクトながら高輝度のLED照明を導入しました。こうして午後6時半、うしおにて美味しい夕食、そして客室で懇親会。
あくる日は、ホテルの大広間で室内撮影。背景をセットし、豪華な電気スタンドで、LEDライトをアンブレラに当ててソフトライティング。次は、そのLEDライトをバックライトにし、手前に四角のレフ板をセットして室内ならではの直球の逆光撮影。新しいLED照明ならではの1灯ライティングですが、その効果が黒い衣装の左上や下の写真です。そして3色の粒LEDをモデルの前に吊すことで前ボケも撮影。淡い黄色のロングワンピースでもさまざまなライティングで撮影しましたが、新しいLEDライトは多様なライティングができます。
そしてDX撮影会では定番の浴衣ですが、何と扇を忘れてしまいました。ただ和傘を持ってきていたので、この裏側から小さなライトを当てることで画面にメリハリを付けることができました。それが下に掲載した写真です。
最後の撮影は、以前このホテルの社長さんから格安に譲ってもらった豪華なウエディングドレス。今回は雨が降っていないのでチャペルに移動することができ、その中で撮影。背景のステンドグラスがかなり明るいのでLEDライトをその明るさに近づけるために傘型のディフューザーで照明。このLEDライトの明るさは100Wで、コードレスでも最大光量で30分使えるという優れもので、函館ツアー撮影会でも活躍してくれそうです。最後はホテルロビーの階段で撮影し、午後4時に撮影会終了。馬場ロア開催あわや中止、の危機を救っていただいた5名の参加者のみなさん、ありがとうございました。