年々、雨に見舞われることが多くなってきた感のある馬場ロアモデル撮影会ですが、今回は梅雨前線が異常なほど北上し、週間予報ではこともあろうに撮影会予定の三日間のみが雨模様。それでも撮影会が近づくにつれ少しずつ良くなりそうですが、土曜から日曜に前線が通過するのは確実。撮影会は飛行機の到着時間から午後2時からのスタートですが、雨がいつ降り出すかといった空模様。そこでペンションの館内で、参加者が5名と少ないことから狭い所でも撮影できます。
ペンションじょう蔵は宿泊予約サイトでは常に最高ランクの評価で、オーナーご夫妻のお人柄や美味しい朝食、そして外国からのお客さんに喜ばれているのが館内の雰囲気。そのシチュエーションを利用させてもらっての撮影で、モデルのかなさん持参の中からその雰囲気にマッチした衣装で撮影開始。
愛知DXから新しいLED照明にしましたが、アンブレラや三脚など照明機材一式を使いやすく、さらにコンパクトに収納できるようにしたので、ここ函館の撮影会ではそれが生きてきます。黒の上下に着替えての撮影は階段ですが、今までにはなかった絵が撮れました。白の姫服に着替え、その階段を2階に上がったところも初めてのシチュエーション。かなさんは正面顔に加え横顔の表情も豊かなのでこれが絵になります。外は予報通りの雨です。
1階でも撮影し、6時ごろ撮影会終了。函館の駅に近い店で夕食ですが、雨の中ペンションの車で送ってもらい、助かりました。
日曜日はカメラのニセコと共同開催の撮影会。そして月曜日の午前中は、まだまだペンションの中で撮影したい絵があります。それが昨年の蓼科でかなさんがとても似合っていた緑のウイッグ、そして和室コーナーで花魁風。同じ人とは思えない、趣の異なる絵が撮影できるのも、かなさんの大きな魅力です。こうしていろいろとお世話になったペンションから午後は近くの緑の島へ。
初日に黒の上下で撮影しているとき、この衣装をレンガのところでも撮りたいとの参加者の希望で緑の島のしゃれたトイレの壁で撮影。月曜日のせいか、たまにお客さんがトイレを利用するくらいで人影はほとんどありません。そして時々陽が差してきます。低くなったレンガの塀に、かなさんは水色の衣装で腰を降ろし、そして近くの緑を背景に。最後は緑の島の東屋で、コンクリートの柱に合わせて都会風の衣装で撮影。
変化のある女性写真をたっぷり撮影し、その上で函館で美味しいものを食べるのも楽しみな函館ツアー撮影会。そしてなにより毎回お世話になっているペンションじょう蔵に感謝です。