2023年8月27日(日)〜28日(月) 蓼科DX撮影会 モデル/永岡侑奈(シャノワール)

 コロナの感染拡大で春から夏にかけての撮影会がすべて中止になった2020年、ペンション「ノマの森」のオーナーさんから、やめるとの手紙が届きました。でもペンションのウエブサイトはそのままなのでペンションに電話をしてみると、うれしいことに先代のオーナーさんが馬場ロア撮影会のことを新しいオーナーさんにお話しされており、何と私からの電話を待っていたとのこと。そこで話はトントンと進み、3年ぶりに今回の避暑DX撮影会が実現しました。新しいオーナーさんは奥様が南インドの出身で、南インド料理も楽しみです。モデルは愛知DX撮影会で好評だった永岡侑奈さん。

 こうして日曜日の午前11時に全員が集合。北は北海道、西は長崎から空路による参加者に、滋賀県から新しい参加者も加わり、いつもの和気あいあいとした撮影会スタートです。ペンションには大量の缶ビールを用意していただきましたが、ウッドデッキではさっそく冷えたジョッキにビールを注ぎ、至福の気分に浸りながら撮影する人も。

 昼食は乾杯のビールに南インド風のカレーが合います。午後も侑奈さん持参の衣装でペンションおもての黒い壁や蔦の緑を背景に、そして玄関脇の開口部に腰をかけると蔦が画面にバランス良く入ってくれます。3着目はウエディングドレスをウッドデッキで、そしてペンションの階段で。スペースとしては狭いのですが、写真としては絵になるシチュエーションです。そして夕食の南インド料理は初めて味わうものばかり。スパイスが効いていますが、意外にあっさりしていて日本人の口にも合います。

 二日目も、ありがたいことにいい天気です。猛暑の夏とはいえ標高1390mは別世界。高原の爽やかな空気のなか、ウッドデッキでたっぷり撮影し、初めて浴場の外壁でも撮影。11時半、一旦撮影を終えてペンションを出発。期待していた蕎麦屋さんが休みのために蓼科湖の駐車場に行くと、多くの車が。そこで昼食は適当に済ませ、芸術の森彫刻公園に行こうとしたら有料になっていました。そこで蓼科湖の周遊道路を進みながら黒い衣装で撮影。駐車場はかなり混んでいるのにこのあたりはときどき人が通る程度で、問題なく撮影できます。

 緑の中の撮影では色が映えるピンクの衣装にし、着替え用に小型のテントを用意したことで時間のロスもありません。横がせせらぎのシチュエーションでは引いてフルショット、近づいて、あるいは望遠レンズでバストショットと、ともに絵になります。そして最後は侑奈さん持参の白い衣装。その撮影会の様子が左の状況写真ですが、ここは遊歩道から外れているために一般のお客さんは通らず、ゆったりと撮影することができました。

 今回の蓼科DX撮影会もペンション「ノマの森」には、変わらない協力をいただき感謝です。もちろん来年の夏も、またお世話になることにしました。